老健のリハビリ
老健でのリハビリとは実際にどのようなものなのでしょうか。できるだけ具体的に掲載したいと思います。
高齢者にとってリハビリは体を酷使することにも繋がりますので、無理はよくありません。施設によっても違いはあると思いますが、週に2回程度のペースで進める施設が多いようです。
リハビリの内容なケアプランの作成とともに作られますが、具体的には器具を利用したトレーニングになります。
例えば腕の力が弱っている方には、マシーンを利用してトレーニングを行います。また寝ている状態から起きるということも介護が必要な高齢者にとっては動作のトレーニングになります。
高齢者になると足の関節が悪くなり、歩くことが困難になる方が多くいます。そうした場合には、歩行をサポートする福祉機具を使いながら歩行訓練を行います。
歩行が出来る、出来ないというのは本人にしても、介護する家族にしても非常に重要な要素になりますから、歩行することをあきらめずにリハビリを行うことで、より元の生活に戻れる可能性が高まります。
リハビリを実際にサポートしてくれるのは、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、臨床心理士になります。彼らはリハビリの専門家として国家資格を取得していますので、信頼してリハビリ計画を任せてみましょう。
リハビリ計画の作成から実際のリハビリを通じた評価まで行うことができます。運動機能、能力のリハビリに対しては主に理学療法士が対応します。作業療法士は心の精神的な部分を対応します。
老健の規模にもよりますが、リハビリを中心的に行う老健では複数名のリハビリ専門員が常駐していますので、とても安心してリハビリに望めるのが老健でのリハビリでしょう。